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Case_Briefs
Amgen Inc. v. Sanofi et al.
05/25/2023 日本語
実施可能要件 – どれくらいの情報開示があれば十分か? 米国特許法第112条は特許明細書に関する記載要件を定めており、112条(a)は下記を規定している。 明細書は,その発明の属する技術分野又はその発明と極め …
Hermes International SA v. Rothschild, S.D.N.Y.
02/24/2023 日本語
NFT (代替不可能なトークン) は消費者製品、又は言論の自由によって保護される芸術的表現か? エルメスは1984年にバーキンバッグの販売を開始し、BIRKINSのトレードマークとBirkin bagsのトレードドレスの …
Dyfan, LLC v. Target Corp.
04/15/2022 日本語
ソフトウェア特許におけるMeans-Plus-Function (機能的)クレーム 米国特許法第 112 条は特許明細書に関する記載要件を定めており、112条(f) (Pre-AIAでは112条第6項)は「組合せに係るク …
Fleming v. Cirrus Design Corporation
03/18/2022 日本語
引例がクレーム限定を明示的に開示していない場合にもクレームは自明となるか? 米国特許法第103条は、「クレームされた発明についての特許は…クレームされた発明と先行技術との間の差異が,クレームされた発明が全体として…クレー …
Novartis Pharmaceutical Corp. v. HEC Pharm Co. LTD
01/11/2022 日本語
消極的限定の記載要件はSilence(未言及)によって満たされるか? 米国特許法第112号(a)項は、「明細書は,その発明の属する技術分野又はその発明と極めて近い関係にある技術分野において知識を有する者がその発明を製造し …
米国知財通信
AFCP (After Final Consideration Pilot Program) 2.0の終了
09/30/2024 特許
米国特許商標庁 (USPTO) は、2024年10月1日付官報(Federal Register)にて、2024年12月14日をもってAFCP (After Final Consideration Pilot Progr …
IDSに関する料金改正案
USPTOは、2025年1月の料金改正に向けて、2024年4月3日に「Setting and Adjusting Patent Fees During Fiscal Year 2025」を公表しました。その中で、IDSに …
Design Patent Applicationの補正
04/24/2022 その他
先日、USPTO主催のDesign Dayというイベントがありました。このイベントは、毎年4月頃に開催され、USPTOの審査官やインハウス、ローファームのアトーニーをスピーカーとして、近時のDesign Patentで関 …
101条拒絶への応答繰延パイロットプログラム
01/10/2022 その他
USPTOは、2022年1月6日付官報(Federal Register)において、Deferred Subject Matter Eligibility Response (DSMER) pilot programを2 …
米国特許出願書類への漢字での署名
06/19/2021 その他
コロナ禍を契機に、弊所で扱う書類もS-signatureを使ったものが増えてきました(S-signatureの詳細については別記事をご参照下さい)。S-signatureについては記載方法が特許法施行規則(37 C.F. …
実務お役立ち情報(Helpful Tips)
USPTOのオフィスアクションをDocx形式でダウンロード可能であることをTwitterで書いたら意外と反響が大きくて驚きました。Private PAIR(要登録)では結構以前(公式アナウンスによると2017年9月)から …
Patent Bar(米国パテントエージェント試験)はessential
12/26/2020 その他
COVID-19の感染が再拡大しており、当地カリフォルニアを始めとして全米各地で集会等の規制が再強化されております。スーパー等は通常営業しておりますが、店内に入れる人数の制限(当地ではcapacityの20%)を厳格化し …
USPTO商標関連手数料の改定(値上げ)について
11/19/2020 商標
2020年11月17日官報(Federal Register / Vol. 85, No. 222)にて、2021年1月2日より、米国特許商標局(USPTO)に対して行う商標関連手続の手数料(Official Fee) …
USPTOの新運用(First Action Final Rejection)
今年の6月にUSPTOがMPEP(Manual of Patent Examining Procedure; 特許審査基準)の改訂を行いました。第700章に100超の変更が加えられておりますが、706.07(b)の改訂に …
USPTO手数料の改定(値上げ)について
2020年8月3日官報(Federal Register / Vol. 85, No. 149)にて、2020年10月2日より、米国特許商標局(USPTO)に対して行う手続の手数料(Official Fee)が改定され …
高品質事務所としての評価(Patent Bots Law Firm Quality Scoresで弊所が2位にランクされました)
2019年に、138件の弊所代理案件が特許となりました。うち、ちょうど3分の2に当たる92件がTC1700(Chemical and Materials Engineeringの担当セクション)により審査されております。 …
在宅勤務時のUSPTO提出書類への署名について(S-signatureのすすめ)
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、米国の多くの州では自宅待機命令が発せられております。弊所のあるカリフォルニア州サンタクララ郡においても、5月3日(暫定)までのShelter-in-place(屋内退避)命令が出てお …
USPTOが「外国出願人による商標手続は米国弁護士の資格を有する者に代理されなければならない」との要件を追加
08/12/2019 商標
米国特許商標庁(USPTO)は2019年7月2日付官報で連邦規則を改正し、米国外に在住又は主要事業所がある商標出願人、商標権者及び商標レビュー手続の当事者が行う全ての商標手続は、「米国弁護士の資格を有する者に代理されなけ …
話題の“おにぎりロボット”って何??~Onigiri (rice balls)~
1. はじめに アメリカのイベント「SXSW(サウスバイ・サウスウェスト)[1]」にて、パナソニック社のおにぎりロボット「OniRobot(オニロボット)[2]」が話題となりました。 &nbs …
ディズニーの“ドナルド・ダック”が先行技術文献??!~The “Donald Duck as prior art” case
―非特許文献データベースにおける先行技術発見の重要性― 出所: The Sunken Yacht © 1949 Walt Disney Corporation. Ⅰ.はじめに 先行技術文献には、公開特許公報等 …
Patent Bar(米国パテントエージェント試験)合格体験記 Vol. 2
弊所スタッフ(日本国弁理士資格を所有) 1.はじめに 今般、2018年10月11日(木)にPatent Barをはじめて受験し合格しました。試験勉強に要した期間は1.5ヶ月程度です。今後、試験に挑戦される方の参考になれば …
シリコンバレーにおける人工知能(AI)プレイヤーと、AI 時代における知財動向について
Ⅰ.はじめに 本記事では、シリコンバレーにおける人工知能[1](Artificial intelligence:以下、AIという)のビックプレイヤー(Google, Apple, Facebook)について紹介すると共に …
QPIDS及びAFCP2.0の利用可能期間について
09/29/2018 特許
9月28日付で、以下の2つの時限パイロットプログラムについて、USPTOから利用可能を延長した旨の発表がありました。 1.Quick Path Information Disclosure Statement (QPID …
話題の“音の商標(Sound mark)”を分析~楽譜の解説~♬♪
Ⅰ.マリオ(任天堂ゲーム)がコインを取る時の効果音 任天堂のゲームにおけるマリオがコインを取る時の効果音の商標出願(商願2016-014590)が、2018年5月15日に出願人の意思により取り下げになりました。 [ 出願 …